ものすごくゆっくりと、でも確実に
2015.08.17
前回エントリ:政治家を相手に赤子のように手をひねられて抵抗もできない国民:あなたでおさらい&宿題提示/露払い/前哨戦を済ませたので、いよいよ本番として「私の嫌いな市議、水野ゆうき氏」の第1弾エントリいっとこう。
念のために言っておけば、2015年4月12日投票の千葉県議選で当選し県議となった水野氏であるが、この「#1.71」では主に氏の市議時代からの動き・あり方について語っていく — それゆえタイトルでは敢えて「市議」としている。
ついでながら「#1.71」は、「#1.72」ともしかしたらそれ以降をも予告している。 


所謂「武雄クラスタ」の一員でもある私は、(今では詳細な経緯は覚えていないのだが)樋渡啓祐氏や佐賀県武雄市行政や武雄市図書館を褒め称えるどこかの市議のひとり、として千葉県我孫子市議:水野ゆうき/友貴氏をツイッターで知った。
水野氏は、あまりにも多くの局面で事あるごとに "樋渡啓祐さんはすばらしい政治家、私の師匠だ" と喧伝していたため、わざわざ探しまわるまでもなく、いわば自然と私や「武雄クラスタ」の視界に入ってきたのだった。
私が目にし、特別に「これはクサいぞ!」と思うことになった水野氏の「疑惑点」はおおむね以下の点 —
・(当時武雄市長の)樋渡啓祐氏を称揚しているが、その理由は曖昧。しかもその点につき誰かに質問されるといっさい応答しない
・樋渡氏/武雄市行政/武雄市図書館/タブレット教育・反転授業/武雄市MY図書館(電子書籍貸出)との絡みで常に悪評高き東洋大学教授:松原聡氏と持ちつ持たれつの賞讃し合う関係にある
・武雄市図書館をはじめ、武雄市行政における数々の失敗・頓挫・不祥事・疑惑が発生するや、当然に我孫子市民に対して最低限でも「説明義務」が生じる筈だが、ブログでもツイッターでもそうした「マイナスになること」については完全スルーであり、樋渡/武雄行政には何ひとつ問題がなく、したがってそうした施策を我孫子市政において進めることにも全く問題がないかのようにふるまっている
... 箇条書きにするつもりでいつのまにか論説に入りこんでいるが、水野ゆうき氏の「問題」は畢竟、「日頃言ってることと、時にやってることが違う」「日頃言ってることと、時点A、B、C... 局面A、F、T...で言ってることが違う」ということなのだ。


たとえば水野氏は言う — 「政治・議会には透明性が必要だ」と。
では、樋渡氏が武雄市長であった時代の武雄市行政・武雄市議会には透明性があっただろうか?
例を挙げるのも大変なくらいに、樋渡市政下の武雄市行政・武雄市議会は秘密だらけ、圧力だらけ、強権による言論封殺だらけ、力と数の同調圧力による少数者の権利侵害だらけであった。
私は自ブログにおけるリンク先サイト/ページの価値にこだわるため、ここではいちいちリンクを張らないが、興味のある人、ウソだと思う人は「谷口攝久」「中沢克之 パワハラ」「高木浩光 恫喝」「樋渡市長と東芝」「武雄市議 名誉毀損」「開示請求 遅延」等のクエリを適宜組み合わせて検索してみればいい。
これらの騒動・裁判沙汰は、単にまだ樋渡氏の行為の犯罪性を法的に確定済みのものとしていないというだけに留まり、それはもちろん、樋渡氏の潔白・無謬性を担保するものではない。
それなのにどうして、「政治・議会には透明性が必要だ」と日頃から宣う水野氏には、人もあろうに選りにも選って、樋渡啓祐氏のような政治家を他にも増してすばらしい政治家だと持ち上げ続ける必要があるのだろうか。
論理性・蓋然性のみに立って物事を量る人なら誰しも「どうひいき目に見ても、水野ゆうき氏には樋渡啓祐氏を賞讃し支持し擁護し続けなければならないおかしな事情があるにちがいない」と考え始めるのが妥当なのである。
そんなものがないのであれば、水野氏は「樋渡啓祐氏にまつわるおかしな事ども」をすぐさま、我孫子市民を代表する市議の責任・責務として、調べ始め検証し、自らの樋渡/武雄賞讃とそれに基づく我孫子市政内の各施策を見直し修正し始めればいいだけなのだから。




軽く小休止がてら、以下の水野氏のブログ記事を読んでみてほしい。
いずれも当時、佐賀県武雄市の市長であった樋渡啓祐氏との交流を報告する記事であり、「こんなにすごいこと、嬉しいことがありました」式の、一般の市井の個人のブログのような「ファン記事」であり、その後のさらなる調査・検証・再考察を持たず、まるで一方的な「樋渡啓祐氏賞讃ブログ」「武雄市行政推奨ブログ」のようなものとなっており、それは到底、市民の代表である筈の市議の活動報告のていを為していない。


『水野ゆうき オフィシャルブログ 水野ゆうきのゆう can change!!』より
(いずれもページのキャッシュ ※1)  
「佐賀県武雄市・樋渡啓祐市長と」
2012/11/22の記事

「佐賀県武雄市視察」
2013/11/21の記事

「佐賀県武雄市・樋渡啓祐市長×CCC・増田宗昭社長」
2014/06/29の記事


挙げたブログ記事の内でいちばん早い時期の2012年11月といえば、ツイッター上で「樋渡啓祐VS高木浩光論争(2012年8月)」が起こり、樋渡啓祐氏の人品と強権発動型の政治姿勢が多くの「関係のない」人々にも知れ渡った後である。
当然、「SNS議員」を自称しツイッターをやっている水野ゆうき市議がそのことを知らずに過ごしていたなどということはあり得ない。
水野氏はそうしたことを — もう一面の事実を、知っているのかいないのか、知っていてなお知らぬフリでなのか、ひたすら樋渡/武雄賞讃型の視点のみから、上掲のごとき「大本営発表」型のブログ記事を、殊に我孫子市民の「支持者」「ファン」に向けて発信し続けていたわけである。


さあ、もういいだろう。
すべてはあなたが読み、調べ、比べ、検証し、考え始めるかどうかにかかっているのだから。
私がいくら「水野ゆうき氏は危険だ!」と主張したとしても、あなたが何も知らず読まず調べずであるのなら、あなたは「好き嫌い」「信じたいものだけ信じる」を投票の基準とする幼稚で無責任な、政治家にとっては望ましい住民/国民/有権者であり続けるだけだし、私はそういう人に「水野ゆうき氏を信じ支持するのはやめてください!」とお願いしたり脅しつけたりしたいわけではないのだから。
そもそも、私が千葉県我孫子市の住民でないのと同様に、あなたもまた千葉県我孫子市の住民ではなく、したがってすべては「自分には関係ないことなのだから」と済ませてしまっていいことなのだから — ちがいますか?


この後水野氏は、武雄市長樋渡氏が市長任期を残して佐賀県知事選に立候補したのとよく似て、約7ヶ月の市議任期を残し、2015年4月12日の千葉県議選に出馬し当選し、晴れて千葉県議にステップ・アップを遂げたのだった。
「我孫子市なんて民度の低いアホどもの住む街が、アホまたは悪辣な市議を戴いてたってそれはそいつらの勝手、そいつらの自由、そいつらの自己責任。知ったこっちゃねえわな!」と嗤っていたとしても、今度は千葉県民がその政治家を戴く責任を分かち持つ番が来たのである — 「#1.72」に続けよう。



※1
「キャッシュ」とは簡単に言えばグーグル検索システム等によるウェブ・ページのコピーであり、「キャッシュで読む」場合、あなたはそのご当人の当のサイトを訪れることなくその内容を知ることができる。
単なるウェブ利用においても戦略的思考を持つ者は、味方・信用できる他者・応援したい相手・感謝したい他者でない限り、当のサイトを直接訪れて相手にページ・ヴューを無頓着に渡すことはしない。
当然、私はこのブログの読者に、水野ゆうき氏のアメーバ・ブログ(!)を直接訪れてほしいとは思わないのだ。








にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ   
にほんブログ村

プロフィール

Author:demosthenesZ
第一にリバタリアン、ある意味リベラル、ある意味左寄り。
全体主義と衆愚政治がいちばん嫌いだから、です。
twitterでも@demosthenesZ

スポンサード リンク





ブログ内検索
基礎から学ぶなら